昨日クロスを貼る前のパテ処理を行いました。
パテとはクロスを貼る前の下地処理で下地の凹凸を平滑にするためパテと呼ばれる粘土質の物をヘラを使ってプラスターボードの継ぎ目やビス頭に埋め込んでいく処理ですね。
パテを2回で仕上げる職人さんもいれば3回で仕上げる方もいます。
私は2~3回派でしたが最近は必ず3回打っています。
正直2回でもきれいに仕上げることは可能ですが3回の打ちほうが体が楽でパテカスがでないことに気付きました。
1回目はわざとゆるめのパテを痩せるように打ちます。
1回目のパテが乾いた後ペーパーはかけずに2回目のパテ。
1回目のパテで痩せるように打っておけば2回目のパテ時ペーパーがけは必要ありません。
すると2回目のパテも1回目のパテが水分を吸い込み痩せるので3回目で仕上がりという感じです。
3回目のパテを打つときも2回目のパテもうまく打っておけばもちろんペーパー掛けの必要はありません。
3回目のパテをきれいに打って仕上がり。貼る前にどうしても私はガサガサペーパーがけをしたくなるのですが、ほとんどペーパーをかけなくても貼れる位の仕上がりにはなっています。
ただパテって非常に奥が深くて私は芸術だと思っています。
きれいに頭を使って打てばとことん平滑になるんです。
時には盛る事も必要だし盛る必要のない下地の場合もあります。
職人さんは盛ることが嫌いな方が非常に多いのですが(ペーパーかけるのが大変になると思っているからですね。)盛ったからといってペーパーをかけるのが大変になるとは限りません。
まーむずかしいんですがね。
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